今度の飲み会で余興を頼まれたんだけど、何をしたらいいかわからない・・・どうしよう?
こんな経験をしたことはありませんか?
余興は飲み会、結婚式の二次会、クリスマス会など、あらゆるイベントで発生する可能性があります。
ネット検索すればイベントごとにおすすめの余興が出てきますが、不思議なことに余興の体験談が驚くほどありません。
記事がないなら自分で書くしか・・・ない!
というわけでこの記事では、私が今までやった・手掛けた余興の実体験を紹介します。
正直恥ずかしい部分もありますが、余興に困っている方の参考になればうれしいです。
余興をする時は必ず事前に店側に確認を取り、持ち込みOKなものや音を出していいかなどの許可を取りましょう。
なお、今回は飲み会や結婚式など、色んなイベントが混じっています。
やってよかった余興・低予算編
余興お願いね。あ、予算はないから。
わかりました!は~キレそう~
こんな微笑ましい感じで余興を頼まれた時に検討する余興の紹介です。
予算がないときは知恵を絞ります。
最強の余興・利きビール
飲み会でダントツでおすすめしたい余興が利きビールです。
私が今まで飲み会中にした余興での盛り上がりがNo.1であり、自信をもってオススメします。
日本のビールはキレを重視して作られているため判別が非常に難しいのですが、世の中のおじさんたちは
俺はアサヒが好きだから絶対わかるぞ!
俺アサヒは口に合わないからラガー派なんだよなあ
などと聞かれてもいないのにビールの味の違いがわかるアピールをしたがるのです。
なので余興にぜひ利きビールを取り入れて、違いが判るという人の鼻を明かしましょう盛り上がりましょう。
やり方その1:参加者を選定する
まずは飲み会中に参加者を選定しましょう。
話の流れでビールが好きそうな人に、好みのビールが何か・こだわりがあるかどうかなどを振ってみましょう。
冒頭の会話をするような利きビール自慢は驚くほど早く見つかります。
やり方その2:量と種類に注意して実行する
参加者が揃ったらあとは実行するのみですが、実行するときのコツが2つあります。
まず1つ目は、用意する種類は出題する種類よりも1種類多くしておくことです。
例えばA・B・Cの3つの銘柄を当てる場合は4種類のビールを用意しましょう。
次に2つ目は、ビールはグラスいっぱいに注いで渡すことです。
日本のビールは喉越しも美味しさの一つなので、ある程度量がある方が判別しやすくなります。
少量だと当てられないというクレームを受けたことがあります
判別しやすくなったとしても、利きビールの難易度はそんなに変わりませんが・・・
ビールを飲まない参加者ばかりの場合は利き日本酒や利きジュースなど、参加者に合わせて臨機応変に種類を変えましょう。
ジュースの場合は高いものはどっちか?のような二択がおすすめです。さながら格付けチェックをやっている気分になれますよ。
全員参加型クイズ
クイズも外さない余興のうちの一つです。
私は飲み会でしかやったことがありませんが、結婚式の二次会でもよく使われますね。
上手くいくポイントは、①回答形式の工夫と、②クイズの内容の吟味、の二つです。
回答形式はグループ毎に紙に書いてもらう
ポピュラーな形式としては早押し形式でわかった人に手を挙げてもらう方法がありますが、声の大きな人ばかりが連続して回答する可能性があります。
進行の具合も考えると、紙に書いて一斉に回答してもらうスタイルの方がスムーズです。
その場で何人か単位のグループを作って、回答用紙と筆記用具を渡して書いてもらいましょう。
グループ単位で協力してもらう体制にすれば、全員参加型の企画になります。
クイズの内容は全員が対象になるか注意する
クイズの内容についても注意が必要です。
よくやってしまいがちなのが内輪ネタに走りすぎてしまうパターンです。
対象者が限定されすぎると、対象外の人が白けてしまいます。
私がよくやるのは、これ豆な的な知っていたら微妙にドヤ顔が出来るかもしれないラインを攻めることです。
例題を出してみましょう。以下の画像の名前は何という道具でしょうか?
わかりましたか?糸通しの別名は意外とかっこいい名前ですよ。
東大クイズ王で有名な伊沢氏がスベらないクイズの余興を本気で考えた記事は、クイズを余興にしたい人必見です。
できる人がいるなら楽器演奏も有望
参加者の中で楽器ができる人がいれば、一曲演奏してもらうのもありです。
楽器は演奏できるだけですごい!となるため大変盛り上がります。
参加者の中に楽器ができる人がいるかどうかが一番のネックですが・・・
私が見たことがある中では、結婚式披露宴の余興で音大卒の新婦が自らピアノを生演奏したというのもありました。迫力が違いましたね。
やってよかった余興:潤沢な予算編
予算があるのであれば、余興のクオリティを一気に上げることが出来ます。
準備の大半をお金で解決できるので、余興の負担も軽減されます。
やはり金はパワー
楽でハズレがないビンゴ
余興といえばビンゴを連想する方も多いと思います。
ビンゴは景品を用意してビンゴカードを配れば、あとは番号を引いて発表するだけなので非常に楽な余興です。
唯一手間がかかるといわれる景品の準備も景品サイトを利用すれば手間いらずで、予算に合わせて景品セットが一括で買えるうえに全て梱包された状態で届きます。
おまけに高額商品は目録とパネルが付くため、ビジュアル的にも抜群に目を引きます。至れり尽くせりです。
景品サイトも飲み会向きのライトなものから結婚式の二次会、謝恩会など高額景品まで幅広く扱っている二次会の虎がおすすめです。
>>二次会の虎
マジックにするならプロのマジシャンを呼ぼう
マジックを検討するなら、ここはひとつプロのマジシャンを呼びましょう。
当たり前ですが素人がやるレベルは雲泥の差です。
間近でプロの技を見ると感動すら覚えます。
でも、マジシャンを呼ぶなんて高いんじゃないの?
敷居が高そうに見えますが、生活全般の便利サイトであるくらしのマーケットではなんと出張マジシャンが一つのジャンルとして存在します。
値段差が大きいジャンルですが、最安値で1万円ぐらいから呼ぶことができます。意外に手が届く値段だと思いませんか?
プロのマジックを見れる機会はなかなかないので、思い切って呼んでみると記憶に残る余興を演出できますよ。
子ども会で出張マジシャンを呼びましたが、インパクト抜群で大いに盛り上がりましたよ!
やってつらかった余興
今度は逆にやっていてつらかった余興の紹介です。
その内容は①カラオケ・歌、②ダンス、③一発芸の3つです。
正直思い出すのもつらいのですが、悲しいことに選択されることが多い余興でもあります。
この3つの余興を成功させるには、一芸に秀でているか、滑ってもなお笑いに変えられる強いメンタルが必要です。
①~③の余興を問題なくこなせるなら、この記事を読んでないですよね・・・
カラオケ・歌
ド定番のうちの一つですが、大抵失敗に終わります。その理由は
- カラオケは全員がわかる曲の選定が難しい
- カラオケ自体好き嫌いがはっきり分かれる
- 飲んでいる人の話を止められるぐらい惹きつけるのが難しい
などなど、成功させるためのハードルが高いためです。
カラオケをやって盛り上がるのは、多少の差はあれどカラオケが好きな人で集まるからなんですよね。
カラオケは余興としてではなく、別途設定してカラオケ自体を楽しむようにしましょう。
ダンス
ダンスもなにかと選ばれがちですが、つらくてオススメできない余興のうちの一つです。
オススメしない一番の理由は練習量が非常に多いからです。
元々部活動でダンスをやっていれば別ですが、素人が限られた時間で見れるレベルになるまで仕上げるにはなかなかのハードルの高さがあります。
まだ複数人を巻き込めるなら多少はましですが、一人がトチるとダム決壊のごとくグタグタになるためにメンタルに来ます。
AKB…ヘビーローテーション…うっ、頭が…
かの有名ブロガーも過去に余興でようかい体操を踊ってようかいに悪さをされていましたね。
一発芸
会社の新人が飲み会で余興を振られたときに選びがちな余興No.1です。
そして必死に頑張って撃沈する姿に涙を禁じ得ません。
見ているこっちもつらい・・・
一芸に自信がある、滑ってもダンディ坂野のごとく滑り芸として貫けるような強心臓を持っているならば別ですが、普通の神経を持っていればパスした方が無難です。
ちなみに自分たちでやるマジックも、酔った参加者に執拗に種明かしを迫られたり茶々を入れられるなど、あまりおすすめはしません。
もしアラヤが一発芸をやるとしたら?
どうしても一発芸をやらないといけないんですけど、何かいいのはありますか?
ものまね、一発芸、マジックなどのつらい余興を一通り経験した私がもし何か一つを選んでやれと言われたら、けん玉をやります。
その理由は、
- 安くて持ち運びが楽
- 特に年配の方はかなりやり込んだ人がいる
- 大失敗してもリカバリーが利く
の3点です。特に3番目は見逃せないメリットで、苦戦していると腕に覚えのある人が
どれ、ちょっと貸してみろ!
とけん玉の腕前を披露してくれます。そうなればしめたものです。
上手くいけば乗せればいいですし、失敗すれば「いやー、やっぱりけん玉は難しいですよねー。次に練習しておきますよ!」とお茶を濁せます。
もしネタに困ったら検討してみてください。
まとめ
以上、私が今までにやってよかった・つらかった余興の体験談でした。
私から言えることはただ一つ、私の体験を通して余興を上手く乗り切ってください!
頼む方は簡単なんですけど、やる方はかなり大変なのが余興です。
もし本記事を参考に余興をされた方がいれば、ぜひメールやツイッターでコメントを下さい。あなたの余興が上手くいくことを願っています!